九十九里浜は海水浴に適した遠浅の砂浜で、毎年多くの観光客が訪れます。が、海水浴シーズンど真ん中でも、海水温が17℃前後になったりする日が度々あり、こんな日は水が冷たすぎて海水浴になりません。
九十九里浜の水温が夏でも冷たい理由
それは、九十九里浜、そして千葉県外房の地形が関係しています。
南風が吹くと、地球の自転によるコリオリの力により、東へ向かう潮の流れが発生します。九十九里の西側は海ではなく陸地なので、東へ向かった海水の代わりに海底から冷たい海水が浅い水深の所にまで湧き上がってきて、このために海水温が下がるのです。
南風が吹くと、地球の自転によるコリオリの力により、東へ向かう潮の流れが発生します。九十九里の西側は海ではなく陸地なので、東へ向かった海水の代わりに海底から冷たい海水が浅い水深の所にまで湧き上がってきて、このために海水温が下がるのです。
強い南風が吹いている日は、海水温が低下するので注意!
前述のとおり、南風が吹くとコリオリの力によって、東へ向かう潮の流れが発生し、かわりに海底から冷たい海水が湧き上がり海水温が低下すると書きました。
強い南風が吹いているかを確認するには、アメダスを使うと便利です。その時の風速や風向を、一時間おきに表示してくれます
残念ながらこんな日は海水温が低そうです。